皮膚状態で皮ふ炎に

皮ふの状態に影響されて、皮ふ炎を起こすこともあるので取り上げましょう。全ての皮ふ炎に共通するとも言われますが、乾燥した状態になっていると炎症などの症状を起こしやすくなります。肌は3層構造になっていて、もっとも外側にある表皮には、皮脂膜が肌バリアとして存在しています。

この肌バリアは、外的刺激から皮膚を守るだけでなく、皮膚の水分が外に逃げないようにする役割も持っています。乾燥肌は、この肌バリアの機能が低下している状態でもあるので、皮膚の水分が逃げやすく外的刺激の影響も受けやすいと考えて構いません。その結果として、皮膚に触れるものの刺激で炎症を起こしやすくなると言われています。

また、敏感肌でかぶれやすい方の中には、肌バリアの低下や皮膚が乾燥している方もいます。一方、顔や頭皮以外にはあまり見られませんが、過剰な皮脂分泌によって皮膚がべた付いている方でも、乾燥肌が原因になっている可能性があります。過剰に洗浄することで皮脂が失われ、それを補うために皮脂を分泌するので、一見するとべた付いた皮膚の状態に見える場合もあります。

アトピーや敏感肌の人には、乾燥した状態を防ぐためにも日々のセルフケアが非常に大事になってきます。保湿効果の高いスキンケア用品などを使って上手にケアしてあげましょう。また、その際は自身の肌の吸水性を高めて、保湿状態を維持できる肌にするアトピーケア化粧品などもありますので、参考にしてみると良いでしょう。

以上のように、皮膚の状態を見ると、皮ふ炎になりやすい傾向が把握しやすくなります。その上で、皮膚に触れたものや食べたものを遡って原因を探せます。

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